丁得孫(ていとくそん)

張清麾下の将校で龔旺と並ぶ副官格。遼州の傭兵部隊を率い、石梯山攻めにおいて張清の飛礫の技を後方から支える。

第14巻「爪牙の章」

第5章 地強の星

張清麾下の将校として、石梯山の梁山泊勢力を制圧するため、龔旺とともに精鋭部隊の指揮を執る。張清の飛礫の技を後方から支え、石梯山をめぐる緊迫した睨み合いの中で部隊の即応態勢を整える。

第15巻「折戟の章」

第5章 地察の星

龔旺とともに梁山泊に入山し、張清の下で上級将校としての役割を担うことになる。過酷な戦いを経て新たな志を抱き、軍の再編案に従って新兵の育成に尽力する。

第16巻「馳驟の章」

第1章 天貴の星

張清とともに梁山泊に加わった後、その軍事的資質を評価され、今回の配置替えで本隊の上級将校に正式に任命されたことが記されている。

第17巻「朱雀の章」

第4章 地捷の星

呼延灼の副官として戦いに参加し、これまでの宋軍とは一線を画す童貫軍の組織力と精強さに驚愕する。呼延灼の指揮に従って必死に部隊を動かし、分断された味方との合流や、敵軍への攪乱攻撃を補佐する。

第18巻「乾坤の章」

第3章 地速の星

呼延灼の指揮下で、馬を鎖で繋いだ連環馬の一隊を率いて官軍の歩兵部隊に突入し、大勝の端緒を開く。その夜の童貫自身による夜襲でも踏み止まって対応し、翌朝に敵が十里前進してきた際も陣の守りを固める。

第4章 天哭の星

繰り返される官軍の小規模な攻撃を耐え忍ぶが、反撃を禁じられた防衛戦で兵が疲弊していくことに苛立ちを募らせる。我慢の限界に達して潘勝とともに無謀な突撃を敢行するが、潘勝の凄惨な死を見て極限の恐怖に陥り、剣を捨てて戦場から逃走した末に毒蛇に噛まれるという非業の最期を遂げる。