張清(ちょうせい)
没羽箭の綽名を持つ遼州の傭兵隊長。緑の軍袍を纏った精鋭を率い、目にも止まらぬ速さで飛礫を放つ技の使い手。本来は梁山泊の「替天行道」の志に親近感を持っていたが、青蓮寺の意を受けた地元富豪に雇われ、ある事情から敵として石梯山へ攻め寄せる。
第14巻「爪牙の章」
第4章 天究の星
遼州の精強な傭兵隊長として、青蓮寺の意を受けた地元富豪に雇われ、石梯山の梁山泊勢力を排除するために進軍を開始する。
第5章 地強の星
五百の兵を率いて石梯山の麓に現れ、自慢の飛礫(つぶて)の技を披露する。鄒淵ら五名を瞬く間に馬から撃ち落とし、梁山泊側にその圧倒的な実力を見せつける。
第15巻「折戟の章」
第3章 地遂の星
遼州の傭兵隊長として威勝の田虎に雇われ、石梯山の砦を守る鄒淵らと対峙する。戦場では得意の飛礫を放って梁山泊軍を牽制するが、獲物の猪を鄒淵に譲られるなど、敵味方を超えた奇妙な交流を持つ。
第4章 天損の星
養父を傷つけられた瓊英の復讐心を知り、梁山泊軍に同心して田虎を討つことを決意する。自らの飛礫で田虎を仕留め、捕らえた田定の処刑に立ち会った後、残った兵とともに梁山泊へと向かう。
第5章 地察の星
梁山泊軍の正式な指揮官として迎えられ、穆弘が欠けたあとの本隊の指揮を任される。
第16巻「馳驟の章」
第1章 天貴の星
本隊の総隊長に抜擢されるが、古参の黄信からはその抜擢の速さと実績を疑問視され、反感を買う様子が描かれる。
第2章 地雄の星
済州で商店を営む瓊英と結婚したことが梁山泊内で噂になり、秦明からも一軍を率いるにふさわしい男として認められている。
第17巻「朱雀の章」
第3章 天巧の星
盧俊義の死後、済州にいる妻・瓊英を訪ね、彼女を安全な南方へ移住させるべきか深く葛藤する。
第4章 地捷の星
流花寨から本隊の掩護に駆けつけ、宣賛の助言を受けながら五丈河を背にした背水の陣で童貫軍を誘い込む。得意の飛礫(つぶて)を放って敵将・童貫の肩の骨を砕く痛撃を与え、敵軍を退却に追い込む。
第18巻「乾坤の章」
第3章 地速の星
呼延灼が連環馬で崩した童貫軍の残党を歩兵部隊で掃討し、敵の再集結を妨げながら大きな戦果を挙げる。
第7章 地角の星
鄆城近辺で部隊の調練を指揮しつつ、宣賛らとともに水軍との連携や決戦に向けた詳細な戦術の調整に奔走する。
第19巻「旌旗の章」
第2章 天威の星
呼延灼と戦場での死を覚悟して語り合い、揚州にいる妻の瓊英と生まれたばかりの息子の後事を託す。
第3章 地醜の星
押し寄せる童貫軍の歩兵に対し、四段構えの陣形と自らの飛礫を用いて粘り強く防戦を続ける。
第5章 天捷の星
陶宗旺や宋江を含む歩兵部隊を統括し、童貫軍の波状攻撃にさらされながらも梁山湖の岸辺で踏み止まる。
第6章 天魁の星
宋江から梁山泊内での戦闘を禁じられ、兵たちを逃がすための撤退指揮を命じられる。最後まで宋江を案じるが、公孫勝の説得に応じて船に乗り、梁山泊を離れる。