高廉(こうれん)

官軍側の高廉。道術を使う特異な将軍として梁山泊と対峙した人物。

第3巻「輪舞の章」

第6章 地好の星

王和の部下として、安丘の守備兵虐殺事件で実戦部隊の指揮を執る。任務完了後に王和から袁明らへその働きが報告され、影の軍の精強さを実証する存在として描かれる。

第8巻「青龍の章」

第3章 天富の星

王和の副官として、実質的に王和の軍を指揮する粘っこい男であると公孫勝から評されている。致死軍と激しい暗闘を繰り広げ、官軍側の諜報・暗殺部隊の柱として梁山泊を苦しめる。

第4章 地悪の星

家荘に潜入した王英の飛竜軍を皆殺しにするよう、聞煥章から厳しい命令を受ける。師である王和が李家荘で孤立することを案じつつも、梁山泊の攪乱工作を阻止するために自らの部隊を動かす。

第9巻「嵐翠の章」

第2章 地佐の星

流花寨を襲撃した水中奇襲部隊の指揮官と目され、戦死した王和の後を継いで青蓮寺の闇軍を率いていることが欧鵬らの会話で示唆される。

第5章 地暗の星

水軍の整備や、梁山泊への水上からの圧力を検討する文脈において、特殊部隊の運用者としてその名前が登場する。

第12巻「天地の章」

第5章 地隠の星

北京大名府の屋敷を訪れ、李富と聞煥章に対し、占領解除後の城内の状況を報告した。梁山泊側に樊瑞という新たな暗殺の使い手が現れたことや、公孫勝と共に彼らが開封府へ潜入したという重要情報を伝え、青蓮寺幹部の護衛の在り方について協議した。

第13巻「白虎の章」

第3章 地僻の星

永和鎮の水寨にて聞煥章と面会し、軍同士の激突が激化する中で、自身の闇軍が致死軍や飛竜軍といかに対峙すべきかを協議した。

第4章 地飛の星

開封府において、致死軍の犯行に見せかけた朝廷高官三名の暗殺を実行し、宮廷内の危機感を煽る。その後、宋家村に潜伏する宋太公を拉致するために数十名の部下を率いて夜襲を仕掛けたが、護衛の武松と李逵によって部隊のほとんどを殲滅された。

第14巻「爪牙の章」

第1章 地急の星

青蓮寺の闇軍を率いて恩州付近に展開し、五千の軍を囮にする周到な偽装工作を用いて飛竜軍を宗城の岩山へと追い詰める。変則的な武器や短い矢を駆使して王英や楊林の部隊を全滅寸前まで追い込むが、扈三娘の騎馬隊による予想外の救援を受けて決着を阻まれる。

第15巻「折戟の章」

第2章 地煞の星

青蓮寺の闇軍を率い、北京大名府の聞煥章の屋敷を飛竜軍から守るため睨み合いを続ける。最終的には屋敷に火を放たれるが、梁山泊の侵入軍との間で激しい小競り合いを展開する。

第5章 地察の星

蔡京の指示を受け、朝廷内の政敵を抹殺して梁山泊の仕業に見せかける隠密活動に従事する。開封府近辺では公孫勝の致死軍と暗闘を繰り広げ、青蓮寺の「表」の権力を守るための暴力装置として機能する。

第16巻「馳驟の章」

第2章 地雄の星

開徳府で飛竜軍の拠点を急襲し、劉唐らを岩山に追い詰めて包囲する。公孫勝をおびき寄せることに成功するが、林冲や索超の騎馬隊が救援に現れたことで副官の殷天錫を討たれ、撤退を余儀なくされる。

第5章 天牢の星

飛竜軍の執拗な陽動に誘い出され、主力を引き連れて北へ向かったことで、開封府の本山が手薄になる隙を作ってしまう。

第17巻「朱雀の章」

第4章 地捷の星

禁軍の動向に合わせ、青蓮寺の闇軍として致死軍との全面衝突を開始する。永和鎮や北京大名府を舞台に、潜入を試みる公孫勝らに対して執拗な追跡と排除を繰り返す。

第5章 地狂の星

北京大名府近郊の原野にて、宿敵である公孫勝の隊を捕捉し、千三百の全軍を投じて決戦を挑む。闇に紛れた巧妙な移動と数の暴力を武器に、公孫勝の首を狙って激しい争闘を展開する。