侯真(こうしん)
侯健の息子。開封府で父と暮らし、仕立職人より立派な男にしようとする母の意向で塾に通わされている。負けん気の強い少年。
第15巻「折戟の章」
第3章 地遂の星
開封府で父・侯健と共に暮らし、仕立職人より立派な男にしようとする母の意向で塾に通わされている。父に体術の指導を願い出、厳しい稽古で何度も投げ飛ばされながらも、笑って立ち上がる負けん気の強さを見せる。
第4章 天損の星
高俅の懐に深く潜り込む父の任務に伴い、安全を確保するため一家で済州の店へと移される。
第6章 地奇の星
侯健が高俅との対話の中でその存在を語り、将来の栄達を約束されるなど、父の危険な諜報活動における精神的な支えとなっている。
第16巻「馳驟の章」
第6章 地陰の星
済州の店が強盗に遭い、病に倒れた番頭・鄧君と共に困窮する中、幼い身で船着場の重労働に従事していたところを顧大嫂に見出される。科挙のための学問を修めていたが、本心では武術を学ぶことを切望しており、その眼差しに触れた顧大嫂によって保護され、彼女のもとで育てられることになる。
第17巻「朱雀の章」
第4章 地捷の星
済州にて成長した姿を見せ、父・侯健が開封府で凄惨な最期を遂げた報を受けた後、張清を孫二娘や顧大嫂のもとへと案内する役割を担う。かつて開封府で贅沢に溺れた父の姿を知るが、自身は梁山泊の地で着実にその使命を果たそうとする。若き世代のひとりとして、戦う大人たちの意志を静かに見守る立場にある。